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ブラウン首相、年内選挙見送り

6日ブラウン英首相は、BBC放送とのインタビューで、「総選挙は行わない。英国の将来に対し政府がどのように取り組んでいるのかを国民に示したい」と語り、11月ともいわれた総選挙の早期実施を断念する考えを発表した。これに対し、最大野党・保守党のキャメロン党首は「屈辱的な後退をせざるを得なくなった」と首相を批判し、総選挙の前倒し実施を求めた。
 英各紙が前日までに掲載した世論調査結果では、減税公約などが評価された最大野党・保守党の支持率が上昇し、これまでリードしていた与党・労働党との差が縮小。7日付の日曜紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドは最新の世論調査結果として、保守党の支持率が44%となり、38%にとどまった労働党を逆転したと報じ、サンデー・タイムズ紙が掲載した調査でも保守党が3ポイント上回った。
 こうした保守党の支持率上昇を受けて、ブラウン首相は年内の総選挙実施は適当ではないと判断したとみられる。総選挙の早期実施で大勝を期し、長期安定政権づくりを狙う戦略が頓挫したことで、党内での首相の指導力低下につながる可能性も懸念される。

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