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モスクワで白骨遺体、中心部地下に34体 スターリンの粛清?

今月初めモスクワ中心部の地下で、34体の白骨化した遺体が見つかった。ロシアのメディアは、1930年代のスターリン政権下の大粛清の犠牲者ではないかと報じ、騒ぎになっている。
発見場所は、連邦保安庁本部(旧ソ連国家保安委員会=KGB)と赤の広場のほぼ中間。古い住居の取り壊し作業中に作業員が見つけ、地元警察に通報した。遺品などはなかったが、近くに1903年ベルギー製の拳銃が落ちていた。
インタファクス通信などによると、警察は、遺体には至近距離から頭を撃たれた跡があり、60年以上放置されていたとみられると発表。30年代の大粛清の犠牲者で、現場が地下の銃殺室だったのではないかとの見方を示した。一方、文化遺産の専門家はロシア通信に対し、現場には17世紀、教会と隣接して墓地があり、当時の遺骨ではないかと語った。司法当局は4日、「殺害された証拠はなく、拳銃と遺骨の関係も断定できない」と発表し、死因の解明には1カ月以上かかるとして騒ぎの打ち消しに躍起になっている。ロシアの民放NTVテレビによると、モスクワ市内では粛清時代の銃殺室の跡が10カ所以上、見つかっているという。スターリン政権下では「反革命」容疑でソ連全土で約170万人が逮捕され、うち約80万人が37〜38年の間に処刑されたとされる。

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